就活日記49 「私のスーツ、他のスーツ」

 

ここ数日エントリーシートの提出が多かった。

 

今日は久しぶりの選考で、スーツを着て外に出た。

 

もう直ぐ七月ということもあって、スーツが内定出ていないことの烙印のように感じで、暑さの汗以外の汗も混じる。

 

オフィス街の駅に降り立つと思ったよりもリクルートスーツの人たちがいる。

 

中には内定持ってる人や早めに就活を始めている学生もいるのだろう。

 

けど、そうではない人もいるのかなと思うと少しだけ心が和らいだ。

 

落ちてばっかいると自分は世界で1番不幸なやつだ!なんて少しは思ってしまうものだから、卑屈だけれども、同じ境遇の人がいるからこそまだ頑張れるのかな。

 

よーし。明日は東京だ。

朝に予定を入れたので、始発で電車に乗って大阪から向かう。

 

お願いします。東京でどうか通勤ラッシュにあいませんように。笑

就活日記48 「猛進の空白地帯」

 

六月が終わろうとしている。

 

空は今になって梅雨入りに気づいたかのように雨が降る。

 

ぼくは面接も筆記もないこの季節に、せっせとエントリーシートを書く。

 

面接がたくさんなら、雨に降られながら会場に行かないといけない。

ESはかなりパツパツに締め切りがあるけど、雨に濡れなくていいから少し、ラッキー!なんて思ってみたりする。

 

普通に就職が決まっていたら「雨のせいでテンション下がるやんっ」なんて言っているのだろうから、自分の置かれた状況で人の心持ちは驚くほど変わるのだ。

 

面接ないからゆっくりしてるわけではなくて、屋内で文章を書くのに忙しい。

 

机に向かうことが多いから色々考えてみた。

 

自分を企業が気にいる人に変える努力が実っているか。

実ってない。というより非常に違和感を感じる。実りたくないと言った方が正しいかもしれない。

 

また考えてみる。じゃあどうしたらいいのかと。

 

ここで意外と吹っ切れた。私は私だ。周りの人は「よく話す」とか「面白いアイデアを思いつく」だとか言ってくれる。

あとは「いろんなとこ行って真面目に活動してる」「デリカシーがない」「喋るのがうまい?」なんかも言ってくれる。

 

よし。このままで行こう。

自分を変えるのはやめた。今までの困難や課題は行動と喋りで乗り越えてきた。

 

ここにきて頭を縦に振りながら笑顔を振りまく人にいきなりはなれない。

 

ならば自分の「相手をその気にさせる」というところを磨くしかない。

 

「おっ?こいつおもしろいな。なんか雇ったら儲けれそうや!」と思わす方向でいく。

 

育ち方なのかなんなのか、相手の目を見てどんなこと考えているんだろうといつも気にかけている。なので、自分の意見を突き通したい時以外は、だいたい他人に合わせて喋る自分の個性をうまく生かしたい。

 

面接現場を観察して、相手を見ながら、相手の企業にとって相手の面接官にとって的外れな回答ではなく、なおかつこいつの言ってることを実践して見たら面白くなるかもと思ってもらえるようなプレゼンをする場として向かって見たい。

 

そう私は商品だ。

労働力という商品だ。

 

面接官や企業から見ると、労働市場という、スーパーに並んだ商品の1つなのだ。

 

お金を出してまで欲しい商品とは何か。

無難なもの。安いもの。今まで失敗してこなかったもの。おもしろいもの。

 

なら、おもしろ枠でお勧めさせていただきます。

まだ社会人じゃないけど、営業職になる可能性が高いのだ。

 

いまから自分という商品を売り込んでくる。

 

沖縄戦の終わった日

 

今日6/23は沖縄戦の終わった日だ。

 

70年もの年月が経っても未だ犠牲者はいる。

 

親族が亡くなった人がほとんどだろう。

 

ニュースでは沖縄戦の語り部の高齢化と、通常の学校教育の中でどのよう平和学習を取り入れるかが報道された。

 

沖縄の教師は忙しい。他県の教員の業務に加えて沖縄戦を含む戦後学習を多く取り入れるからだ。

 

これは甚大な犠牲を被らされたからこその信念だ。

 

そんな中でニュースでは沖縄の偏差値の低さが取り上げられた。。。

 

何を言うか。

 

彼女ら彼らは数値に現れないものに時間をかけているのだ。

 

学力の低さを問題化することこそが問題だ。

 

沖縄出身の友人は何にもいる。

とてもとても優秀だ。

 

学力ではななく、自分で学び自分で考え自分で結論を出すことが他の学力重視の教育を受け続けてきた私たちより優れているのだ。

 

彼らは犠牲を受け入れ、戦争という社会という不条理に悩み考えている。

 

だからこそ、数値化されない方があるのだ。

 

何だか、必要だけど数値には現れない教育をどうなんだなんていう本土の私たちの感覚を直さないと、これから団塊劣化コピーしか出てこなくなる。

 

私たち「ゆとり世代」武器は主体的に考え能動的に行動することだ。

 

本来なら沖縄の教育に学ぶべきなのではないだろうか。

就活日記47 「メンタルが強いのか弱いのか」

 

メディアという第一志望群が全敗を喫し、それ以外の企業だけになった。

 

新聞社は二次募集をかけるところも多く、募集がかかったところは受けようと思う。

 

しかし、新聞社以外のところもそれなりに落ちて、病みそうなところなのに、まだ病んでいない。

 

理由を少し考えてみた。

 

単にメンタルが強い

一生懸命と思いながらも限界値までいってない

何事も自分に都合よく捉えている

落ちることに慣れている

 

なんて、まだいくつも挙げられる。

 

どれが正解というわけではなく、全てが少しずつ正解なのだろう。

 

鬱になるほどの全力を出し切っていなくて結果がついてきていないのであれば、ある意味自分のメンタルの弱い側面だ。

こういうことでは全く病まないや、楽観的に捉えてストレス社会を器用に生きる側面は、ある意味メンタルの強い側面だ。

 

どっちが大切とかではなく、どれがいいとかではなく、ただ自分がそういう性格や精神の持ち主であるという事実でしかない。

 

根本にあるのは生きてさえいれば何とかなるやろ!なのかもしれない。

記者ならともかく、それ以外のところで鬱になるほどの努力をできないのは、プライドなのかもしれない。

 

何はともあれ、内定がない状態なのだ。

 

全てにおいて悩むよりも、どうするべきかと前へ向かうベクトルの中で考えたい。

 

 

就活日記46 「初めての持駒ゼロ。。。」

 

こないだ東京で受けた出版社の不合格通知が来ました。

 

受付の段階で3000人

自分が受けた選考の段階は残り200人ちょっと。

 

採用数は20人台。

 

残り10倍の壁の前で散った。。。

 

昨日のその連絡が来たその瞬間、手帳のカレンダーに面接の日が1つも書き込まれていない状態になった。

 

そんな中、持駒ゼロという現実を何故か受け入れられた。

もしかしたら、キャリアセンター行ったり、新しく受けるとこと新しく自分を見直していたからかもしれない。

 

と言いながらも正直かなり凹んだ。。。

 

とこの投稿を書いている途中に連続して2つの面接連絡が来て、また面接が入った。

 

同じ過ちは犯さない。この言葉も口だけにしない。今はいろんな人に手伝ってもらいながら自己分析したり、喋る準備したりしている。

 

わからない。結果に繋がるかはわからない。

間違いなく今の状況の自分は多くの企業から見ると優秀な人材ではないし、一緒に働きたいと思える人間ではないのだろう。

 

それをしっかり理解して、自分の見せ方や、性格の出し方を実践したい。

 

先輩に嫌われることもないし、友人はかなり多いなんていう変なプライドはゴミ箱にポイしよう。

 

社会も人生も舞台でしかない。

常に本番であり観客を魅了する演技をする。

 

本当の自分なんていないのだ。舞台で振る舞う自分がその時の本当の自分だ。

 

不恰好な踊りを舞ってみせよう。。。笑

 

◯追記

ここまで凹んで鬱になってない。これは自分でも驚く状況である。

この正確意外と今のストレス社会にはいいかもしれない笑

 

育ててくれたら親や周りにいた友人たちのおかげかな笑

就活日記45 「明日の結果発表がなかなか怖い」

 

明日はある企業の選考結果が一斉送信される日だ。

 

合否関わらず。

 

自分が最初に行きたいと思っていた企業で最後の企業。

 

ここが通れば、いわゆる最終にたどり着ける。

 

しかし、管理職面接で聞かれて答えられなかった質問だあり、かなり怪しい。

 

就活サイトでは、同じ面接に挑んでいる人のコメントは、かなり厳しかったとの言葉が並ぶ。

 

自分はそこ以外は意外と楽しんでできた。

面接官の人もそこ以外はすごく楽しそうだった。

 

しかし。。。問題は答えられなかった質問だ。

 

 

これで通ってたら泣きながら最終の準備をして

 

落ちてたら、半泣きで他の企業をあたります。。。

 

どっちにしても泣くんかいってか笑

自分の未来は前にある?

 

前を向いて歩こう

涙が溢れたとしても

 

空を見上げると鳥たちの世界

さらに上は過去の光のオーケストラ

地を見下ろすとコンクリートの絨毯

さらに下は私たち生命を生み出した地球

 

前を向いて目に入る世界こそが、私たちの世界

 

心を休める時に空を仰ごう

耐え忍ぶために、地を這おう

生きるために前を向こう

 

泣きながらでも、前を向ける勇気が私は欲しい

 

カッコつけなくなんてない

嘘をつきたくなんてない

 

ありのままの自分で胸を張りたい

 

空に夢はなくて、目の前の延長線上にある

 

走るのに疲れたら、倒れて大地に助けてもらおう

目の前の景色に目眩がしたら、寝そべって空に癒してもらおう

 

だから今は走らせて