就活日記22 「面接と面接の梯子〜プラスで団塊の世代の矛盾にたいして物申してみた〜」費用負担を就活生に押し付けるのは公害ににている?
明日は朝から面接。
さらにそこから移動時間1時間のところに移動し、すぐに面接。
呼び時間も少し入れてギリギリの時間での面接梯子だ。
エントリーシートも最初に出そうと考えたところはある程度終わり、面接がメインになってくる時期だ。
今回はなんとか時間の都合がつく。
忙しいきついと言えるほど余裕のある状態だ。
タイムスマネージメントさえ上手くできればいいのだ。
しかし、これが面接が被るようになってくるのだろう。
面接日時をずらしてもらえたらいいのだろうが、そういかないときは忙しいの声なくどうなるか分からない選択を選ぶのだ。
一番怖いのは、どこかの選考で携帯を触らない時間に他者の次選考の連絡が来ることだ。
これで一番乗りを逃すと、早い者勝ちで面接日程が埋まっていく。そういう形式のものはなかなか日程をずらしてもらえない。
日本の新卒一括採用よ。何がしたいのだ。
採用とは企業に合う人をしっかり見定めることではないのか。
そんなに特定の期間に集中し、未来の労働者たる学生に選択の余地を制限し、精神面だけならず移動費という軽そうに見えて大きい出費になる負担を押し付ける。
それでは学生のポテンシャルを引き出せない採用活動になっているではないか。
◯追伸
東京が選考会場の企業がいくつかある。
その度に東京に行っている。
前後の日程が詰まっていることが多いので、必然的に新幹線や飛行機が多くなる。
自分の住むところと東京の日帰り往復は約三万円。
東京での選考が被らないことも多い。東京と東京の間で大阪本社選考が入ったりするのだ。
説明会含め次が三次選考のところは現段階でその企業だけで九万円。すごく行きたいところだ。
次の選考でも補助が出ないのでその企業だけの移動費で十万円を超える。
社会のばかやろう!と叫びたい。
就活に向けて貯金している人もいる。しかし、このベースで使うと都市部に住んでいないと合うだけで月に何十万も出ていく。
「貯金一瞬で無くなって、おやにしゃっきんしまくってるわ」と言った学生の言葉が頭から離れない。
普通に単位を取っていけば大学四年生なんて講義にほとんど出る必要がない。しかし学費は従来通り。
交通機関の学割もあるけど上限がある。
四年生の時の学割もくらい半額になっても文句あるくらいだ。
企業も企業の社会的責任と言いながら学生にCSRを強調するのならば、学生が就活しやすいやうに移動費をしっかり支払うこともCSRではないのか。
たくさん応募があるから移動費を出さないというのは、汚染物質を垂れ流さないようにすると費用がかかるからという論理と似ている。
社会に汚染物質を押し付け公害を起こして非難されたように、就活生に負担を押し付け耐えられない人が出る。
今の就活生への扱い自体が、現代社会の労働問題的観点から見る企業活動から起こる公害ではないだろうか。
塾に行って進学して、高い学費で奨学金漬けになって、就活で資金繰りに困り、今流行りのブラックバイトで身を削りながら、人生を走る。
ゴールはあるのか?
就職をみんなができるわけでもなく、思い通りの企業に行ける人はかなり少ない。賃金が膨大な残業代に支えられているところも多い。
新卒3年以内の離職平均は三、四人一人。
鬱になる可能性も高い。企業に入ってからは生き残りをかけた競争がまた始まる。
内定というゴールの中にある楽しく生きていくというゴールはさらに狭い。
よく言われる楽しい人生なんて宝くじよりは当たりやすいなってくらいだ。
そのうち学生や若者から暴動起きるぞってくらいの状況だ。
その現場を正確に理解しない高度経済成長期やバブル期のぬるま湯に浸かりながら成功したかのように錯覚している歳上は私たち若者「だからゆとり世代は」と言って蔑むのだ。
やってられるかこのやろー!
しかも成長期にいい職について今に至る人は自分がすごいからこの立場にあると考える人が多い。
違う。違うよ。
あなたたちのようにデスクに座って商談してと頭と口ばかり動かしてた人間の決めることを
低賃金で建物を建てたり物を運んだりと支えて来た人たちがいるから成り立ってるんだ。
同世代の汗水垂らしなんとか生きてきた人たち、時代の矛盾に苦しむ若者たちをバカにしてると痛い目みるぞこのやろー!
それでいて年金分頑張ってる働けだってよ。
自分は「おれらの年金のために若い君たちが頑張ってる働いて子ども作って働いて。。。」ってばっか居酒屋で見知らぬおっさんに説教される。
この社会を作った
この構造になるまで放置し続けた
世代の人たちの尻拭いを本人からしろと命令される。
理不尽極まりないわ!
そういう人たちに「勘違いで動かず、合理的に客観的に考えることがたいせつだ」
なんて言われると、あなたたちのことですか?
って言い返してしまいそうになるから、勘弁してくれ。