沖縄戦の終わった日
今日6/23は沖縄戦の終わった日だ。
70年もの年月が経っても未だ犠牲者はいる。
親族が亡くなった人がほとんどだろう。
ニュースでは沖縄戦の語り部の高齢化と、通常の学校教育の中でどのよう平和学習を取り入れるかが報道された。
沖縄の教師は忙しい。他県の教員の業務に加えて沖縄戦を含む戦後学習を多く取り入れるからだ。
これは甚大な犠牲を被らされたからこその信念だ。
そんな中でニュースでは沖縄の偏差値の低さが取り上げられた。。。
何を言うか。
彼女ら彼らは数値に現れないものに時間をかけているのだ。
学力の低さを問題化することこそが問題だ。
沖縄出身の友人は何にもいる。
とてもとても優秀だ。
学力ではななく、自分で学び自分で考え自分で結論を出すことが他の学力重視の教育を受け続けてきた私たちより優れているのだ。
彼らは犠牲を受け入れ、戦争という社会という不条理に悩み考えている。
だからこそ、数値化されない方があるのだ。
何だか、必要だけど数値には現れない教育をどうなんだなんていう本土の私たちの感覚を直さないと、これから団塊の劣化コピーしか出てこなくなる。
私たち「ゆとり世代」武器は主体的に考え能動的に行動することだ。
本来なら沖縄の教育に学ぶべきなのではないだろうか。