エッチな思いは国境を越える
嫌韓や反日などのどこかの国がどこかの国を嫌悪する時代が今来ている。
あーだこーだ言い合って格好悪いから「みんな人類って共通点あるんだから喧嘩はやめようや」なんてことを思ってみたりする。
けど、そう簡単には問屋は卸さないってね。。。
なかなか文化も違えば、国家間の戦争という歴史を持ち、そこにどう折り合いをつけるかなんてなると言い合いになるに決まってる。
なかなか共通点を見出しにくいのだ。
人間の三代欲求。
「食欲」「睡眠欲」「性欲」
どれかは架け橋になるのではないだろうか。
このうちの食欲は文化によってかなり好みが分かれる。腹減ったは同じでも何が美味しい何が食べたいはこれまた違う。
睡眠欲は当たり前だ。
寝たい。寝ないと生命活動を維持できない。これは共通点になりそうだ。けど「寝たいよねー」だけで話がもたない。寝具に関してはこれまた文化によって様々なのだから、相容れない部分がたくさん露呈する。
性欲はどうか。
私たちは生物であるからして、種の保存を目的とした行動は確実にとる。これは共通点だ。
そして何が好みか。んー。確かに、文化によって違いは確かにある。しかしエロいことへ探究心はかなりの多岐にわたる好みに対して驚くべき寛容さを発揮する。これだ。世界中のエロに興味を抱くのは自分だけではないはずだ。
「クレイジージャーニー」という番組で写真家のヨシダナギがアフリカの少数民族の写真を撮るために旅をする企画がある。
本人は現地の人にかなりモテる様子。
少数民族の人たちと打ち解けるために、そこの民族衣装に着替えたりするのだが、だいたいが胸を出している。
それに興奮して触っちゃう人までいた。現地のおっちゃんだ。その時はスリ族のコミュニティーに出向いていた。おっちゃんは挙げ句の果てには写メまで撮ってた。
日本人が美しいから?ヨシダナギが綺麗だから?そんな理由もあるだろうけど。。。
どうだろう。自分の前におっぱいがあったら気にせずにはいられないだろう。もし日本が乳首を出す文化を持っていたとしても、興味をなくすことはないだろう。ここは確信を持って言える。
どんな民族であろうと、どこに住んでいようと文化の中に性欲に根ざしたものはしっかりあって、確実に女性の胸と性器と男性の性器を中心に形取られている。
ということはエッチな思いは全国共通なのだ。
中国でどれだけ反日が盛り上がろうとも大人気のAV女優のことを嫌いになったりしない。
日本でどれだけ嫌韓が叫ばれ用と、少女時代などの女性グループが日本から追い出されることもない。
もし、どこかの国や民族が嫌いだからと言って、男性も女性もエッチな思いを抱かないというのは自分に嘘をついているんだ!と言いたい!
それほど、万国共通の興味関心ごとなのだ。
意外と世界平和なんてビックなことの達成には「みんな同じ人類なんだから同類で殺しあう戦争は良くない」なんて言う言葉よりも中学二年生が言い合って笑うような下ネタが架け橋になるんではないだろうか。
万国共通で笑いあえて納得する話題。
それが「性」だ。
◯追伸
自分は男性なので、かなり男性中心的な視点の文章になってしまったが、女性も例外ではないと考えている。
確かに社会的には女性は性にフリーなのは良くないだとか言われたりすることもあるのだろうけれども、それは違うと思う。
女子校では男子高校生なんて鼻息で吹き飛ばせるほどの話をしている。
何より女性が性に興味を持ってはいけない、なんて考えはもう過去の古い話だ。